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  • 執筆者の写真拳聖館円心塾

神道夢想流杖術の由来




 神道夢想流は今から約四百年前、夢想権之助勝吉(むそうごんのすけかつよし)(生没年不詳)によって創始されました。夢想権之助は常陸国(茨城県)の真壁城主である真壁安芸守氏幹(1550-1622)に仕えた桜井大隈守吉勝の門人で、飯篠山城守(長威斎)家直を流祖とする天真正伝香取神道流の奥義を究め、さらに鹿島神流を学び、極意の『一の太刀』を授かったと伝えられています。

 江戸に出た夢想権之助は有名な剣客と数多く立ち合いましたが一度も不覚をとったことがなく、天下無双の強さを誇りました。慶長十年頃、夢想権之助勝吉は宮本武蔵と立ち合い、十字留により押すことことも退くこともできず敗れてしまいました。以来、権之助は武蔵の十字留打破に専心し、廻国修行を重ねます。

 数年後、筑前(福岡県)の大宰府天満宮神域に連なる霊峰宝満山に至りました。宝満宮竈門神社に祈願参籠すること三七日、満願の夜、夢の中に現れた童子より「丸木を以って水月を知れ」との御神託を授かりました。夢想権之助は、これをもとに3尺2寸の刀に1尺の柄に1分を長くし、4尺2寸1分、直径を8分として樫の丸木を作り、槍、薙刀、太刀の特徴を入れ、御神託と剣によって得た真理と実戦を体し、杖術を編み出しました。そして、ついには武蔵の十字留を破ったと伝えられています。

 その後、夢想権之助は黒田藩(福岡県)に召し抱えられ、夢想権之助を師範と仰いで十数人の師範家を起し、盛大に指南したと言われています。以来、この杖術は明治時代の廃藩置県まで藩外不出の御留の武術として継承されました。

 夢想権之助勝吉の没年は不詳となっています。


拳聖館円心塾では、毎週木曜日(19時~20時30分)と日曜日(17時~20時30分)に杖術と居合を稽古しています。

見学可能ですので、まずご連絡いただければ幸いです。

 連絡先 090-2299-2026 拳聖館円心塾代表 川畠 博

 見学可能日 毎週日曜日17時~ 宇部市武道館1F

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